企業情報

中日本株式会社は、祖父が愛知、三重、岐阜の養鶏場に飼料を販売することから始まりました。
その後祖父の思いを父が引き継ぎ
当時、まだ貴重だった卵を、誰もが手軽に食べられるようにするため、懸命に取り組んでいました。 卵を販売するためには、洗浄やサイズ分け、包装が必要です。そこで、父は養鶏が盛んな東三河に工場を建設。自然豊かなこの地で、中日本鶏卵センター（現・中日本株式会社）が誕生しました。

卵は割れないと意味がないとよく話します。
自分の力で殻を割り、ひよこにもなるし、
誰かの手を借り、割ってもらって、目玉焼きにすることもできます。
しかし卵は割れないと腐ってしまう。
そう、失敗してもいいので殻を割らないと卵は何ものにもなれないのです。
目玉焼きを作ろうとして黄身が崩れてもスクランブルエッグにしてしまえばいいのです。
人は逆に殻がない状態で生まれます。でもだんだん自分を守るために殻を作っていってしまいます。
たまごと同じで、殻を割らないと息が詰まってしまいます。
社員同士でお互いに殻を割りながらチャレンジしていける会社になるよう取り組みます。

祖父の努力、父の教え、それらがつながり、今の中日本株式会社があります。私は先代たちの想いを受け継ぎながら、新しいニーズに応え、地域に貢献する食品会社として未来を築いてまいります。

中日本株式会社 代表取締役社長 加藤 亮太